現代にも存在する食事

おかずがたくさんある

富裕層は芝居小屋を通して、仕出し弁当を頼んでいました。
仕出し弁当は非常に豪華な内容でしたが、料金が高く庶民がなかなか手を出せるものではありません。
そこで芝居茶屋が庶民向けに販売を始めたのが、幕の内弁当です。
お客さんの好みによっては弁当ではなく、茶漬けも販売していました。

幕の内弁当の中身は握り飯と卵焼き、カマボコ、こんにゃくの煮物などいろんなおかずを楽しめることから、すぐ庶民の間で人気になりました。
幕の内弁当は、現代にもある弁当の1つですね。
さらに幕の内弁当以外に、羊羹や饅頭などの菓子類、お酒を楽しむ人も多く見られました。
このように江戸時代では芝居だけでなく、芝居と一緒に飲食をするのが最も良い娯楽だったと言われています。

ウナギが好きな人たち

今ではウナギの丼は当たり前の料理ですが、これが誕生したのが江戸時代だと言われています。
お客さんの注文したウナギが冷めないよう、丼の中にあるご飯に挟み、それに蓋をして運ばせたのがウナギの丼の始まりです。
これも江戸時代では瞬く間に人気に火が付き、多くの人の娯楽の一部になりました。
ただ当時は丼という名前がなく、ウナギ飯と呼ばれていたようです。

ウナギ飯が話題になったことで、こだわりを持つ店も増えました。
中にはウナギの風味を損なわないよう古い箸ではなく、使い捨てができる割り箸を使うようになった店も登場しました。
ウナギは脂が豊富で、洗ってもなかなか汚れが落ちなかったことも原因で、割り箸が多く使われるようになります。


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